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07.2021.12新しい痛み、古い痛みとは?漢方から診る「傷」の選び方
皆さんは「傷科黒膏」を使いたいけれど、どれを選べばいいのか迷ったことはありませんか?登山中に足を捻ったり、運動で腰を痛めたり、あるいは何十年も前の古傷が疼き出したり…。痛みを感じると、「なんとかしたい」という気持ちが強くなりますよね。
これらの症状は、大きく**「新しい痛み(新傷)」と「古い痛み(旧傷)」**に分けられ、この区別が漢方の黒膏選びに深く関係しているのです。
「新しい痛み(新傷)」とは?
「新しい痛み」とは、外部からの力(捻る、ぶつける、引っ張る、折るなど)が加わることで、その部位に瘀血(おけつ)や腫れ、炎症などが生じた状態を指します。
スポーツ中や家事、重い物を持ち上げた時など、不適切な姿勢や衝突によって体の組織が損傷したものが「新しい痛み」に当たります。転んで膝を擦りむいたり、急に重いものを持ち上げてぎっくり腰になったりするのもこれに該当します。
「古い痛み(旧傷)」とは?
一方、「古い痛み」の最大の特徴は、痛みが発症した時に明確な外力が加わっていないことです。
季節の変わり目や天候の変化によって痛み出すことが多く、特にご高齢の方や、肉体労働をされている方に多く見られます。古い痛みを和らげるには、適切な休息と静養が重要です。また、年を重ねるごとに古い痛みの回復は遅くなる傾向があります。
大切なこと:専門家への相談
どのような痛みであっても、まずは積極的に医療機関を受診し、専門的な検査と医師の診断を受けることが大切です。その上で、ご自身の症状に合った黒膏(黒薬膏)、三黄膏、青草膏などを適切に使うようにしましょう。
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